出会い
あんずは、小3の春くらいに、
パパちゃんに本屋さんへ連れって行ってもらった時に、
ある一冊の本を見つけました。
その名も恐怖コレクター。
本の帯には、「怖いのに、読むのをやめられない…」と書いてあって、
怪談系の話が好きあんずにとって、題名からして大好物予感。
出会った小3の春から、小5の春になる今でも、
集め続けているこの本を紹介していきたいと思います。
2人の作者がいて、
佐東 みどり (サトウ ミドリ)さんと鶴田 法男(ツルタ ノリオ)さん
佐東さんは、1977年8月31日生まれの兵庫県出身で
映画、ドラマ、舞台などの脚本家、放送作家や
本もたくさん出版している小説家としても、幅広く活動をしています。
今回紹介する恐怖コレクター以外にも、
佐東さんの本であんずが気になっているのは、
怪狩り、化学探偵などがあります。
鶴田さんは、1960年12月30日生まれの東京都出身で
映画監督、脚本化、小説家として幅広く活動しています。
代表作には、テレビドラマ「学校の怪談」や「ほんとにあった怖い話」などがあります。
恐怖コレクターと同じように佐東さんと一緒に怪狩りも書いています。
あらすじ
ー 都市伝説は噂をしてはいけない。なぜなら都市伝説は噂すると具現化するから ー
最近、「都市伝説」に関係する事件がいろいろな町で連続して起きていた。
そして、その現場の近くには必ず、フードを被った子供がいるらしい。
目撃した人によると、女の子だったという人もいれば、男の子だったという人もいて、
赤いフードを被っていたとという人もいれば、黒いフードを被っていたという人もいる。
そして、「顔がなかった」という人もいる。
町で、フードを被った知らない子供にあってしまうと、必ず不思議なことに遭遇してしまう。
その子供の顔をみると、目も鼻も口もないという。
「白い影を見たら不幸になる」「入ったら二度と出られない村がある」
「撮影した写真に、黒ずくめの女の人が写っていたら、7日以内に死ぬ」そして、
「顔のない子供がいる。その子供にあってしまうと、必ず不思議なことが起きる」という、
【都市伝説】は、ただの作り話でただの噂のはずだった...現実になっていく都市伝説。
どうして今、都市伝説が具現化されているのか。
感想
表紙のイラストは、よんさんが書いていて、
かわいいイラストを描いている方です。
本の中にも挿絵もあって、読み手の気持ちを盛り上げてくれます。
この本は短編集になっていて、1話ごとに写真が入っています。
その写真が、背筋がゾクッとするような写真ばかり。
短編集だけど全く関係がないわけではなくて、主人公は共通していて、
主人公の千野フシギが、ある理由で何者かの手によって、
都市伝説が具現化されるのか監視しているというものです。
巻は沢山出ているけど、一冊一冊が薄いので、一気に読み切れるし、
世界観に引き込まれて気がついたら読み終わっている。
これこも都市伝説!?
怪談好きのあんずでも、知らないような都市伝説もあれば、
コックリさんやトイレの花子さんのような有名な都市伝説も登場します。
怖いのが好きな人にもおすすめですが、苦手な人でも軽くよめておすすめです。
今は、巻ノ二十まで出て、本屋さんに行くと探しているのですが、
まだ見つけられていないので、巻ノ二十を読めるのを楽しみにしています。
気になって貰えたら嬉しいです。
コメント